“参天(SANTEN)”とは

 三テンとは、1970年代半ばまで主流のテントであった三角型、家型、カマボコ型テントのうち、三角柱を横に寝かせた形の三角天幕(テント)の略称でした(現在はドーム型や、ロッジ型が主流のようです)。

 しかし、この頁で扱う“参天(SANTEN)”は、北海道の夕張で“参天”の普及に情熱を燃やす「快速旅團」の團長・かねやん(Gen.)氏により、色々な思い入れと多少の懐古趣味も手伝って名づけられた三角錐、四角錘、多角錘型テントの愛称です。

 筆者(zunoと言う)は、“参天(SANTEN)”の一種、Megamid(メガミッド、注1)の愛用者です。年齢を重ねるにつれテント泊の回数はめっきり減っていますが、細々とキャンプを楽しみ続けています。

注1:Black Diamond(ブラックダイアモンド)社の底辺2.7m×2.7m(四畳半!)、
   高さ1,7mの四角錘型テント

 現在は同社から、より軽量なMega Light(メガライト、2003年に購入)、国内メーカーではmont bell(モンベル)社からはモノポール・シェルターなどが発売されており、さらに海外メーカーの製品もいくつか紹介されていますので、その総称的ニックネームとして“参天(SANTEN)”と呼ぶことにしています。

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2005年12月30日

この頁について

 Megamid(メガミッド)を購入して10数年たちましたが、筆者は、他人が“参天(SANTEN)”を設営しているところを見たことがありませんでした(注2)。テントに興味のある方になら名前だけでも馴染みがあるのでは?、沢登りの愛好者やバックカントリースキーな方々には人気があるようだ、とは思っているのですが、ネット上でも通信販売の頁以外ではほとんど見かけませんでした。

注2:最近は何度か見かけるようになりました。2003年に北海道で
   「快速旅團」の團長 かねやんさんと一緒にキャンプする機会があり、
   彼の“参天(SANTEN)”の横にMegamidを張りました。
   その後、彼は“参天(SANTEN)”を売りまくり、その購入者さん達と
   何度もキャンプをご一緒する機会がありました。

 そこで、もっと“参天(SANTEN)”が普及して欲しい、実際に使っている方々と情報交換ができれば良いな、まだ買っていない人にその良さを知ってもらいたい、買おうかどうか迷っている人の背中を押して差し上げたい、そして、いつかはキャンプ場に“参天(SANTEN)”が林立するようなオフ会でも・・・、ってな大望を抱いてまずは情報提供の頁を作りました。

 頁は情報提供と自分自身の備忘録になっています。また、『掲示板』のみがコメントの可能な記事にしていますので、興味のある方は書込んでみて下さい。なお、商用利用であっても“参天(SANTEN)”に関係することであれば書き込んで頂いてかまいませんが、筆者の勝手な判断により削除する場合があることをご承知下さい。

 デザインに凝るよりも情報発信、収集を主眼に素人がHTMLを手書きして作りました(その後、Blogに移行)ので、お見苦しい点があれば掲示板などでお知らせ下さると幸いです。

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2005年12月29日

特長

  • 軽い。
     底が無いのでかなり軽くできています。ポールが一本しかないこともあって、同じ人数用のテントの半分近い重量に収まっているようです。また、最新の素材を使用したBlack Diamond(ブラックダイアモンド)社のMega Lightでは収納サイズも小さくなり、500mlペットボトルくらいの大きさです。

  • 広い。
     重量の割りにかなり広い空間を確保できています。上にも書きましたが、標準的な製品で四畳半!。大人が寝るには5人位、宴会でしたら8人位までは入ることができます。これを1〜2人で使えば、かなりゆったりとした空間が得られます。自転車やスキーを中に入れてしまうこともでき、朝露の付着や雪に埋もれてしまうことが防げます。

  • 換気が良い。
     一般のテントでは、「テント内で炊事をしないように」、との注意書きが多々見られます。しかし、“参天(SANTEN)”は底が無く、多くは空気窓が設けられていますので、換気は抜群です。炊事場 and/or 宴会場として重宝します(ただし、換気に注意しなくても良いとのことではありません。喚起口がついていない旧タイプでは、裾が雪に覆われたまま火を使い続けて酸欠死した例が報告されています)。

  • 風に強い。
     元々が風を逃がすような形状となっていますので、きちんと設営されていれば風にはめっぽう強く、きちんと設営されたドーム型テントに引けを取ることはありません。幸いなことに限界は経験したことがありません。

  • 目立つ。
     自分のテントを見失わなくなります。普及し始めていますが、まだ、あまり使われていませんので、テント場で目立ちます。他人と一緒は嫌という貴兄には絶好です。

  • 底がない・・・
     ので靴を履いたままの生活ができます。コット(簡易ベッド)を持ち込んで欧米スタイル?のようなキャンプをする方もおられます。活動的な方にはうってつけではないでしょうか。伝統的なアグラスタイルが好きな方には背の低い椅子や座椅子の活用もお薦めです。

  • 底がない・・・
     ので雪の上に張ったときには、雪でテーブルを作ったり、足の入る穴を掘って椅子のようにしたりと自由にレイアウトできます。

  • 背が高い。
     一般のドーム型テントより天井の中央部が高いので、出入りの際や、テント内で立ちたいときに便利です。上部の空間が十分なことと換気が良いことがあいまって、炭火を使ったジンギスカン and/or 焼き鳥・炉端パーティもドームテントよりは気軽にできます(くれぐれも、換気には気をつけて)。

  • シンプルなスタイルなので融通が利きます。
     張り方にも「ねばならない」はありません、自分の裁量で良いのです。その分、工夫の余地があります。ドーム型では、ポールをスリーブに入れれば終わってしまいます(それはそれで良い状況が多々ありますが)。
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2005年12月28日

短所

  • 底がない・・・
     ので、地面との隙間がないようにピタッと張ったつもりでも、虫などの侵入があります。元々虫が住んでいる自然の上にテントを張るのですし、彼らのテリトリーに侵入して来たのは人間の方ですから、春から秋にかけては蚊取り線香などを焚いて、虫たちに近寄らないように御願いしています(ドーム型やキャビン型よりは煙が気になりません、当社比)。筆者は夏のキャンプより雪の上のキャンプが好きです。

  • 底がない・・・
     ので、不安?。当初、自分の設営方法に自信が持てないときには、「寝ている間に風で飛ばされないか?」と思うことがありました。しかし、かなり手抜き(当社比です)で設営しても大丈夫なようです。こればかりは、設営を経験するしかありません。

  • ペグダウンが必要。
     雨の日のキャンプで、コンクリートの土間がある東屋や、舗装された駐車場は有り難いものです。ドームテントなら組み立てて“置く”だけでかなり快適なキャンプサイトになります。しかし、“参天(SANTEN)”はペグダウンが必要なので簡単に張ることができません。そこで、“参天(SANTEN)”のトップ部にあるループで梁から吊り下げたり、荷物を土嚢のように使ったりして隅を押さえる等、工夫してみます。どのような場所でも工夫次第で張れないことはないのです(・・・と、思いたい)。
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2005年12月27日

基本的な使い方

 “参天(SANTEN)”の設営はペグダウンが必要だから難しい、面倒だと思われるかも知れませんが、慣れてしまえば簡単です(1、2度で十分に慣れます)。たとえ思うようにいかないことがあっても、その場で自分の工夫で解決したり、本や雑誌で読んだチョッとした知識を活かしてみるチャンスでもあり楽しいものです。

 以下は、筆者の設営方法です。

  1. 設営に適した場所を選ぶ
     入門書に書いてあるような条件がそろっているサイトが良いのですが、いつもふかふかの芝生の上というわけにはいきません。そこで、優先すべき条件を挙げてみますと、

     水はけが良い/良さそうなところ
     水平、またはゆるい傾斜地
     炊事設備/トイレとの距離、照明との距離
     気に入った景色が見えるところ!

    といったところでしょうか。筆者の場合は4番目がかなりポイント高いのですが、3番目に流されがちです。結局は、ドーム型テントでも、ロッジ型テントでも、さして変わりは無いと思います。

  2. 取り出して広げる
     このとき、荷物を覆ってしまいます(雨降りや夜間は荷物の散逸を防げて便利です)。
     寝床になる地面の小石を取り除くのは、設営が終わってからゆっくりやれば良いのです。コットと呼ばれる折畳の簡易ベッドを使うならそれも不要です。シートを敷いて地面に直接座るジベタリアンな方はその周りだけに気を配れば良いことになります。

  3. 固定する
     まずメイン(四角なら四隅、六角なら正三角形を作る位置)のペグを打ちます。

     位置は、“参天(SANTEN)”の大きさキッチリか少しだけ外側に打ちます。ペグが“参天(SANTEN)”よりも内側に来るとピンと張ることができないからです。ペグと本体の間は張り綱で調節できるようにしておくと便利ですが、普段は無くても問題ありません。

     地面から浮かして“参天(SANTEN)”内の通気をより多く確保したいとき(昼寝用のサンシェードがわりで使用したり、内部での結露防止を優先したいときなど)は、もっと外側にペグの位置を決め、張り綱を利用します。

     ここでも、入門書に書いてあるような基本が役に立ちます。ペグは地面に対して45〜60度くらい、“参天(SANTEN)”の中心に先端を向けて打ち込むと、ペグが一番力を発揮する方向に引っ張られるようになります。一度経験すればすぐに判るし、応用もできるようになります。

     次にその他の(メインの間や、辺の途中にある)ペグを打ちます。
     メインのペグがしっかり打ち込まれていれば、“参天(SANTEN)”内にポールを立てて、調節しながら打つ方が良いかも知れません。辺の途中のペグは打たなくても良い場合がありますが、風によるテントのバタツキを抑えたり、メインのペグに力が集中してズレたり抜けたりするのを防ぐためにも打っておいた方が良いようです(筆者の場合は、融通が利き過ぎていて、打った方が良いかな?、と思う時でも打たないことが多い)。

  4. 内部に入り、ポールを立てる。
     できるだけ“参天(SANTEN)”をピンと張ります。必用であればポールの長さを調節したり、ペグの位置、張綱の長さを調節します。長時間張っていると、生地の伸び・張綱の伸び・ペグのズレなどが原因で“参天(SANTEN)”の張りがゆるむことがあります。雨の進入、結露の落下、風によるバタつきなど良いことはありませんので、ピンと張りなおしましょう。多くの“参天(SANTEN)”のポールは長さの調節ができるようになっています。

     慣れると2〜3分で設営ができます。ポールを差し込んで置くだけのズボラなドーム派には負けますが、ドーム型でもきちんとペグで張綱を固定する本格派の方達とは良い勝負だと思います。
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2005年12月26日

応用編的使い方

 応用編と言っても難しいことは無く、チョットしたテクニックの紹介です。
  1. 地面にペグが入らないとき
     少しずつ色々な工夫をしてみます。数センチ横だとペグが入ることもあります。それでも刺さりが浅いときには、二本打つ、Xにして打つ。さらに、ペグに張綱を結ぶ位置をできるだけ地面に近くなるようにずらしてテコの原理を防ぐ、などなど。

  2. 砂浜や雪の上
     竹ペグ、板ペグやそれに類するものを“面で荷重を受ける”ようにして使います。
     細長いペグのばあいは刺すのでは無く、真ん中にロープを結んで横に倒して埋めます(アンカーと言えば解るかも)。筆者は冬に雪の上に参天を建てることを想定して、断面がT字のペグを使用しています。

     砂浜や雪のときに買い物袋を何重かにして埋める方法もあるそうですが、回収に自信が無いのでやったことがありません。それよりも、大きめの土嚢のようなものを作って、単なる重石として利用するのが簡単です。

     その他、立ち木、大きな石で固定する、棒切れと石、パドル、スキー、ストック、スノーボード、スコップ、ピッケル、ペグハンマー、張綱を適当に埋めるだけ(雪質によってはかなり持ちます)などなど、『工夫のしがい』があります。

  3. 吊り下げてみる
     多くの“参天(SANTEN)”のテッペンにはループが着いているので、高いところ(木の枝や小屋の梁、岸壁ではハーケン)に吊り下げて使うことが出来ます。

  4. かぶってみる
     底が無いので一般のツェルトと同じような使い方ができます。強風下での休憩では被ってしまい、裾を巻き込むように風の進入を防げば体温を奪われにくくなります。

  5. 支柱を高く/張り綱を伸ばして張ってみる
     支柱を高くして張り綱も目一杯伸ばして張ると、底が無いので地面との間に隙間が出来ます。夏場の浜辺や「フェス」ように影を確保しつつ、風通しも確保したい時には最適なお昼寝/休憩サイトを提供します。急な夕立のときにタープでは雨が吹き込み放題ですが、支柱と張り綱を通常の状態に戻せば対応できます。また、着替えなどなどプライベートな仕切られた空間も簡単に手に入ります。

  6. 参天とタープの組合せ
     参天の一部を支点としてタープを設営することは、炊事や宴会などのスペースを提供する非常に魅力的な使い方だ。一方、強風下では参天に対して大きな負担となり、破損の原因になる可能性が高い。よって、風が強くなることが予想されたり、実際に風が強くなり始めたらタープは収納してしまい、参天内での宴会に切替えることを強くお勧めする。

    <シロウトの考察>
     速度圧とは風自体が持っている力の事で、運動エネルギーのこと。
    速度圧は、次のように表される。
    0.5×ρ×V^2・・・・・・・・(1)
    ρは空気密度(kg/m3)で通常1.2kg/m3程度。Vは風速(m/s)。

    (1)式が単位面積あたりに作用する風圧で、風圧力と呼ばれる。
    単位はN/u=Pa(パスカル)。
    風圧力は風速の2乗に比例して大きくなり、風速10(m/s)の時60Paの力がかかる。

     実際には物体に風があたる場合には物体があることによって流れの向きが変化するから、風の力が100%物体に加わるわけではない。この加わる力の割合を表したものが風圧係数。例えば、風速10(m/s)の時、1m四方の板にかかっている力を求めてみる。板の前面には正圧(面を押す力)、背面には負圧(面を引っ張る力)が働く。ここでは問題を簡単にするため、それぞれの面の風圧係数はどこでも一定とし、前面では0.8、背面では-0.4する。板全体にかかる力は、前面にかかる力と背面にかかる力の差となる。よってここでは風圧係数が1.2となる。(1)式に風圧係数と面積をかけると、風速10(m/s)の時、1m四方の板には、72N=7.35kgfの力がかかっている事になる。


    <10(m/s)のときの風圧計算:0.5×1.2×10^2=60N/m2>
    スノーピークのペンタタープの面積をおおざっぱに4平米とし、風の逃げや風圧係数を無視しても、以下のように参天のてっぺんのループ一点には非常に大きな荷重がかかる可能性がある(風の方向は目まぐるしく変わるので、静荷重であるとも限らない。×2倍、3倍となる可能性もある)。

    10m/s: 60×4= 240N  240/.98=245kgf
    20m/s: 240×4= 960N  960/.98=980kgf
    30m/s: 540×4=2160N 2160/.98=2204kgf

     かなり極端な条件を設定した計算だが、丈夫そうに見える参天であっても、250kgも1tも2tも(たとえば、車は1t強)吊るして大丈夫だろうか?。私にはチト無理があるように思える。

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2005年12月25日

よくある質問

  • Q:底が無くても大丈夫?
    A:底がないことによる軽量化への貢献、設営/撤収の簡略化、低い椅子やベッドの使用など数々の利点があります。一方、これまで致命的なトラブルはありませんでしたし、たぶんこれからも無いでしょう。

  • Q:虫など生き物の侵入は無いの?
    A:あります。でっかいカメムシが顔の上をノソノソ這って安眠を妨げてくれたこともありました。“参天(SANTEN)”を立てたらできるだけ蚊取り線香を焚くようにしています。また、もの凄く気になるのであれば“参天(SANTEN)”内に市販の蚊帳を吊っても良いでしょう。

  • Q:変な形をしているから、変な目で見られませんか?
    A:ピッタリと入り口を閉めて料理していたら、“参天(SANTEN)”の裾を下からめくり上げて、中を覗き見られたご婦人がおられました。普通のテントではあり得ないですよね。ま、それだけ興味を持たれたと言うことでしょうか(笑)。

     最近では、大手の雑誌に撮影小物としてさりげなく取り上げられたり、店頭にディスプレイされたりしていますので、「変なもの」と言う意識から「チョッと珍しいもの」と言った感じに変わりつつあるのではないでしょうか。
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2005年12月24日

メーカーリンク

ところどころリンク切れがあります。ご指摘頂けると幸いです。
  • Black Diamond equipment(ブラックダイヤモンド, USA) / ロストアロー(BlackK Diamond日本代理店) / Megamid(メガミッド) / Megalight(メガライト)
     老舗の登山用品メーカーが提供する安心感。ツートンカラーが美しい。紫とグレー、青とグレー、黄色と白。ブラックダイヤモンドを扱う登山用品店で購入可能。オプションでフロアシート一体の蚊帳状内張りもある。

     残念ながら日本国内の流通はまことにお粗末。ロストアローの取扱製品にラインナップされているものの、全く国内に入ってこない。ネットでは見出しの価格ページと詳細ページの価格が違うままずっと放置されている(2007年8月現在は掲示なし)。最近、メガミッドなどで検索してこのサイトを訪問される方が多く、潜在的な購買層も多くなってきているのに、非常に残念だ。やる気が無いなら国内総代理店、取り扱い独占権による囲い込みはさっさと返上するべきだ。品物は良いだけに、かえすがえすも残念。米国ブラックダイヤモンドのテントのページでは、メガミッドは無くなっているが、メガライトとベータシリーズのみ残っているので、並行輸入店か、個人輸入で入手することになる。

  • Montbell(モンベル、日本) / モノポールシェルター / テンチョ
     安価、国内メーカーの安心感。基本デザインはメガミッドとほぼ同等だが、細部には違いもある。一辺が僅かに小さい。迷彩柄、青、黄色を選べる。モンベル製品を扱う登山・キャンプ用品店で購入可能。モノポールシェルターは四角錐として、テンチョは三角錐として今のところ最小の参天である。

  • Dana Design(デイナデザイン, USA) / Nuc Tuk(ヌックタック)
     蚊帳状の本体(底付)が特徴。単体またはフライと組み合わせて3通りの使い方を提案している。
     本体黒色メッシュに黒色の底、フライは黄色。キャンプ用品店、通販などで購入可能(2005年度からの大幅な値上げに伴い、日本の輸入元が撤退し、米国での生産も停止した。)。

  • Kifaru(キファルー, USA) / Tipi(ティピー)& Stove(ストーブ)system(システム)
     超小型のペラペラの折りたたみ薪ストーブと組合わせて使うのが特徴。2人用から12人用までラインナップがとても豊富。多角錘のため設営には若干の慣れが必要。タイプによるが、金色、白色、茶色などがある。キャンプにヌクヌクとした文明社会の呆けた生活を持ち込み、Tシャツ一丁になる必然性は全く無いと思うけれど、ライフルぶちかまして、我々の伝統だ〜、と叫ぶようなハンター達の御用達ならむべなるかな、納得っちゅうか、呆れ顔。良いお値段している。欧米崇拝もほどほどにしておかないと、みっともない。

  • GoLiteヘックス3 4シーズンシェルター。軽量化をウリにしているメーカーであるが、幕体とポールで1300gほど。

  • Mountain Hardwear(マウンテン ハードウェア, Canada)の"TENTS"の中の"Tensile"ってカテゴリーのKivaは五角形の底面が広々と感じる。メーカーサイドは非常用とか、遠征の物置って位置付けか? でも、広めの参天が欲しい方にはお薦め。

  • Integral Designs(インテグラルデザインズ、Canada)のSilshelterGeorge Tarpは“参天(SANTEN)”をさらに簡易にした軽量のシェルターといった感じ。

  • Exped(エクスペッド, Switzerland)Tarp Tentは2.15m、Tipi Tarpは2.5mと他の“参天(SANTEN)”に比べて背が高い。変わった形のテントが多く面白そうなメーカーである。カタログはドイツ語。

  • OwareAlphamid TarpPyramid tarpを半分に切ってA Frame doorを付けたそうで、“参天(SANTEN)”の多くが広すぎると感じる方には良いかも。価格も$200そこそこ(個人輸入すると高くつくが)。

  • TRAILQUEST(トレイルクエスト, USA)も、参天を半分に切ったようなUltralight Tacoma Solo Tarpを作っている。ただ、参天は壁やドアと屋根を兼用しているので、底面積を半分にしても垂直のドア部を設けるとほとんど重量(幕面積)が減らない(OwareのAlphamid Tarpも同様)。

  • Polarbjorn(Norway, ノルウェー語は読めない(笑))Polarbearという意味のよう。arctic tentsの製造元と銘打っており、二重仕様や傘のように開く4本骨仕様も指定できる。その分、重量的には不利だが。特徴的な吹き流しがとても素敵だと思う。

  • Empire Canvas Works(エンバイア カンバス ワークス, USA)は、キャンバス地のテントを作っている。

  • PACK SADDLE SHOP(パック サドル ショップ, USA)は鞍から馬用具、そしてキャンバス地のテントを提案。Tent - Range TentHunter Pyramids from $185 / Panther Pyramid Tents from $189 / Raghorn Pyramid Tent from $178

  • National Tent House(ナショナルテントハウス, Pakistan)はPyramid Tentsという頑丈そうなテントを製造。プロユース(軍用?)のように見える。

  • Tent Smiths(テント スミス, USA)のPYRAMID TENTS

  • MSR(エムエスアール、USA)社のPavilion(パビリオン)は、二つの四角錐を繋げた形(Black Diamond社のベータミッドのような形)で正確には参天ではないが、一種と見ることも出来る。同社ではタープの一種と分類されているが、きっちり張ると12〜16人用のシェルターとなり、家族連れや、大人数での宴会、単車と一緒に寝たい人などに良さそう。

  • Titanium Goat(タイタニウムゴート、USA)のVertex series tentsは、円錐に近い形状、通気素材を選択できる、裾をまくって通気を促進する機構、などが特徴的。ストーブとの併用が提案されている。

  • 夕張のツーリング道具屋さん快速旅團(かいそくりょだん)が独自に開発した伝蔵は、底辺:290cm、高さ:180cm、ネットのスカート付き。さらに『結露フリーを目指した』伝伍にまで進化。團長さん渾身の比較表でアピール。

  • LUXE(ルクセ、香港)の大型参天Mega hornは2〜6人用(座るなら8〜10人)。高さ225cm、フロアは6角形(一辺約2m)で400×330(340)cmの表示。インナーテントは蚊帳式の2人用?で240/190×140cmの台形。幕体に入り口が2つあったり、6角の底辺に紐を渡して設営し易くしたり、エアインテークの色を変えてアクセントにしたり。一辺225cm、高さ:137cmで底付きの蚊帳を内部に張れる1人用のMini Peakもラインナップ予定。

  • Six Moon Designs(シックス ムーン デザインズ、USA)社。Lunar Soloは1人用(23 ounce, 650 g)、Europaは2人用(33 ounce, 936 g)の参天ライクなシェルター。3シーズン+α用で内張り付き。

  • Tentipi(テンティピィ、スウェーデン)社。Moskoselka*tan(a*はaの上に小さな○)ブランドでも紹介されている。厳寒地Laplandの遊牧民Sami(サーミ)の伝統的移動用住居Ka*ta(日本語的にはコタと発音。)とか「コア ハティ(犬山リトルワールドで紹介)」を現代的にアレンジして展開している。元々、アメリカインディアンのTipiに酷似しているので英訳に際してTipiを使用していると推測。丸太をもたせかけて建てる巨大Tipi(まるでサーカステント)から、一本柱で建てるパーソナルKa*taまで豊富なラインナップ。パーソナル用でも5, 7, 9人用と大型が得意。また、寒さを凌ぐため一般的にコタ内で焚き火をするので、その構造、ストーブの煙突周りの処理などが参考になる。縦型のHeater (Wood Stove)、Fire PlaceやFire Boxなど周辺設備も充実。その巨大さゆえか、レンタル会社も経営(個人で所有すると持てあます?)。

  • Bergans(ベルガンス、ノルウェイ)社。
    ProductsTentsTeepee

    6040 Teepee S, 4 - 6 Men Sleeping area: 8,7m^(2) Hight: 235 cm
    6041 Teepee M, 6 - 8 Men Sleeping area: 13 m^(2) Hight: 280 cm
    6042 Teepee L, 10 - 12 Men Sleeping area: 20 m^(2) Hight: 336 cm

    Accessories:
    * 6046/47/48 Mosquito netting
    * 6043/44/45 Ground cloth
    * 6049 Extended tub edge keeps moisture outside

    Colors:
    * Green

    * Extended ground cloth tub edge keeps moisture outside (accessory)
    * 20 guyline attach points

    底面は10角形で、支柱を支えるのが張り綱で、少しだけ垂直の壁ができるため居住性が良さそう。

  • Bergans shopはドイツ語。Zelte → 各テント

  • Frisport(フリスポルト、デンマーク)社。Lavvuへ。
    Norefjell (4)〜Holleia Cotton (12-15)まで、五角形の参天を展開。4.9kg〜15.1kg。4人用でも支柱を支える部分がテープの集合になって(大型の参天はこの構造が多い)おり、空気の抜けがすこぶる良い。ドアを開けながらではあるが、4人用参天の中で平気で焚き火をしている。この部分は付属のハットで覆う。組み合わせて使うLavvu Oven(ストーブ)も用意されており、Argand Burnerは参天の支柱に取り付けて底を浮かせるタイプ

  • Helsport(ヘルスポルト、ノルウェー)社。Teltへ。英語画面もあり。Lavvuへ。
    4人用から12-14人用まで各テントLavvulight、Porsanger、Varanger、Finnmarkなどを展開。Lavvu Wood Stoveなどストーブも用意されており、Lavvu Stoveは支柱に取り付けて底を浮かせるタイプ

  • Bison Outdoor AS(ビソン アウトドア、ノルウェー)社。

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2005年12月23日

ショップリンク

  • “Support 8D's(一週間を超える旅の支援)”快速旅團
     北海道は夕張のツーリング用品屋さん。通販も充実。
     コット(フォールディングベッド)、テーブル、椅子などと“参天(SANTEN)”の使い方を提案しています。
  • Outdoor Shop Parr Markから「■ スタッフのおすすめ ■」コーナーのNisiwaki(西脇)さんの頁へ
     ディナデザイン ヌックタックの使用中の写真が掲載されています。
  • OD Box
     ヌックタックを扱っています。東京出張でよく訪れる御徒町OD BOX ANNEX店のブログは面白そうな商品の先行情報がイッパイ。実物を見て買いたい人向き。
  • Naturum
     ヌックタックを扱っているようですが、売れているんだろうか? キャンプ カテゴリーのタープ&シェルターの中には参天系がひとつも無かった。
  • OUTDOOR SP@CE 風魔
     新宿店に最終ロットの「Little Nuky」が入荷、本体価格:¥33,600(税込)、別途専用ポール¥7,140(税込)、2005年10月15日のブログにて。以前は「ヌックタック」を検索すると順位が後ろの方に引っかかったが、現在の取り扱いは不明。
  • Cascade Loop
     GoliteのHex3とかモンベルの軽量ドームテントのフライとグランドシートでの使用を紹介したり。犬ものとか、カヌー、ツーリングもので色々と提案。別件だけれど、「野鳥の会 長靴」は仕舞がコンパクトで価格もお手ごろ。
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2005年12月22日

ユーザーリンク

情報募集中です。
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2005年12月15日

通年営業のキャンプ場 in 北海道

 シェルターに分類されることの多い参天(SANTEN)は、冬こそ真価を発揮する。筆者は、ここ数年、北海道で冬季キャンプを楽しんでおり、通年営業しているキャンプ場の情報をまとめてみた。内容をご覧の上、アドバイス、コメント、その他追加の情報をお寄せ下さると筆者が喜びます。  ※ただし、未公認キャンプ地の書き込みはご遠慮下さい。

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2005年12月11日

掲示板

 コメント、ご質問など、ご自由にお書き下さい。ただし、明確な基準はありませんが、筆者の判断により削除されることがあります。あらかじめご了承をお願いいたします。<コメントを見る・残す> <トラックバックのURL>

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